暴かれしtruth…!小説 仮面ライダーエグゼイド ~マイティノベルX~感想

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皆さんはもう読みましたか?
仮面ライダーエグゼイドから始まり劇場版、Vシネと続いたシリーズの(恐らく)最後を締めくくるべく打ち出された作品…

小説 仮面ライダーエグゼイド ~マイティノベルX~!

実は自分は仮面ライダー作品の書籍を買うのは初めてだったので、内容に関してはかなり不安でした。
ここだけの話、内容はともかくとしていい話をあんまり聞いたことがなかったので…(コソッ
そんな不安はプロローグで一瞬で吹き飛んでいきました。
なぜなら…

脳内で檀黎斗の声が聞こえたからです!

これは別に自分の頭が暑さでおかしくなったわけではありません。
元社長の声が!脳内で再生されたんですよ!
他の人もそうですが、見事なまでにエグゼイドで仮面ライダーをしていた彼らの声が聞こえてくるような完成度でした。
小説の一番最後に「みんなでご飯を食べに行く(お好み焼きだった気がする)」シーンがあるんですが、完璧なまでにみんながそこにいるような感じがして感動しました。
飛彩さんは一人で作ってメスで切ろうとしてるし、大我さんはニコちゃんとイチャイチャしてるし!ポッピーとパラドはわけも分からず鉄板の前で硬直していて!エムと貴利矢さんはそれを見守っていて!もう最高にエグゼイドだったんですよ!!!
脚本の高橋悠也さんが書いてるんで当然といえば当然なんですけど、みんなが生きてる感じがしてめちゃくちゃ嬉しかったんですよね…。

自分の大げさな感想はここまでにして小説の話。
みんな感じていたところはあると思うんですけど、エグゼイド本編ではエムの掘り下げってあまり行われなかったんですよ。
なので共通認識としては
・ゲーム好き
・やたら転ぶ
・「命」というものの価値を理解して、とても大切にしている
・その一方でそれを害するものに対しては容赦がない
・一番最初のバグスターウィルスの感染者
くらいだと思うんですよ(大体)。
これらを全部ぶっ飛ばすくらいの衝撃があったのが今回の話です。
エムの家族の話、死生観の話、エムとその家族とバグスターウィルスの関係など…。

特にあれだけ命を大事にしていたエムがかつて命を絶とうとしたことがあったというのは自分にとってはかなり衝撃的でした。それによって少しずつずれていく家族の関係。生まれてしまった始まりのバグスター。切り離されたパラド。そして本編へ…。
エムの幼少の頃の死生観とパラド(改心前)の死生観の関係性は思わず息を呑みました。
というか、この小説がまるごとエムの掘り下げになっているので劇中でやれなかったことが悔やまれる内容ですよこれは。
どこか機械的でいまいちエムに感情移入出来なかったという人もいると思うんですが、そんな人こそこの小説を読むことで本編の補完をしてほしいですね!これを読んでると読んでないとではかなり違うと思います。
檀黎斗とエムの関係というのもこの小説で明言されましたね。
社長がことある事に言っていた「君の水晶のような~」的なセリフの意味とかね…(暗黒微笑)。
Vシネだとエムがムテキ対策(物理)で戦線から遠のいていたので貴利矢さんが出張っていましたが、本来は社長をどうにかするのはエムが最適なんですよね。ある種近いところがあって、でも絶対に相容れない二人。クソ迷惑だけど生粋のゲームクリエイターである檀黎斗と戦い続けることができるのは、天才ゲーマーであるエムをおいて他に居ない。
そしてしれっといつでも復活できるようにしていた檀黎斗。おい!!!
エムが寿命で死んでしまったときこの人はどうするんだろうか…。

個人的注目ポイントは、「風邪を引いたニコちゃんにアメリカに来いと言われて仕方なく向かう大我さんを頭おかしい扱いするエム」です。実際おかしい。

読んでから少し時間が立ってしまったのでしっかりとした感想にはなっていないかもしれませんがいかがでしたでしょうか?この小説は、ここまで続いてきたエグゼイドシリーズの最後を締めくくるにふさわしい作品であると、胸を張って言うことができる素晴らしい仕上がりです。Vシネ・劇場版を見て「彼らはこのあとどうなっていくんだ?」と思っていた人・本編、劇場版、Vシネを追ってきた人にこそ読んでもらいたい。

ということで(?)、ここいらで終わっときます。

「彼」の笑顔を取り戻すことが出来たのかどうかは、読んだ人次第。
僕はきっと取り戻すことが出来たのだと思っています。

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